発音ってどれくらい大事?

発音を気にせずにチャレンジしよう

当教室ではこれまで様々な職業の方に発音指導をさせて頂く機会がありました。
少しだけ例を挙げさせて頂くと、メジャーミュージシャン、女優、司会者、ミスコン出場者といった方々で、ドラマ撮影等のために発音サンプルを提供することもあります。
芸能界の方に限らず、カラオケで洋楽を歌いたいから、というリクエストで指導させて頂くこともあります。

発音は子供の頃からやらないと上達しないといった説もあるのですが、大人の方が意識的に学ぶのは得意です。代表である私の場合、発音は後から上達しました。最初から上手だった分けではないからこそ、必要なことを順序だてて指導することが可能です。
しかし普段のレッスンで発音を指摘することはあまり多くありません。発音が原因で文章が相手に伝わらないというケースはあまり多くないからです。もちろん読み方そのものが違う場合は指摘します。例えば「コーヒー」はあえてカタカナで書くなら「カフィー」です。英語を喋る時には構文やら語彙やら色んなことを考えないといけませんし、自宅学習でもたくさんやる事があるので発音は後回しで良いと私は考えています。

英語は国際言語であることから色々なスタイルが良しとされる言語です。フランス訛り、インド訛り、各国の訛りに市民権があります。ドイツ訛りの英語で素敵な俳優を私は知っています。あなたが思っている程あなたの英語は下手に聞こえない可能性があります。ぜひ怖がらずにチャレンジしてみて下さい。

どうしてもネイティブのような発音が必要な職業の方へ

発音の至高は突き詰めるとキリがありません。
日本語には標準語という基本アクセントがありますが英語にはそれがなく、各州、都市、地位ならではの訛りがあり俳優たちはそれを1つ1つ練習し、現場レベルで使えるものをプロフィールに書きます。各地域固有のアクセントは日本にいる限り完全にマスターすることは難しく、私にも指導できないことです。

それでも求められるアクセントに合わせて、口をコントロールできる状態にすることは可能です。

出しにくい音に出会った時に自分で解決策を見つけられる状態になれます。様々な地域に共通する、英語という言語の発音の基本を学んで頂き、ぜひ世界に出ていく準備をして頂ければと思います。