日本人「だけ」が英会話ができない5つの理由

なぜ日本人は何年も英語を勉強しても英会話ができないんでしょうか?

お答えします。
多くの日本人の方は中学高校6年間英語を勉強されたと思います。
そんなに学んだのに喋れもしない、聞いても分からない。それなのに英語ができる非英語圏の外国人はたくさんいます。
「外国人が英語ができる理由」そして「日本人が英語ができない理由」が分かれば、きっと英会話ができるはずです。

日本人「だけ」が英会話ができない5つの理由

その1:文部科学省のカリキュラム
その2:必要性に迫られていない
その3:文法が違い過ぎる
その4:使う機会が無い
その5:日本人の性格

1.文部科学省のカリキュラム

「学校で何年も英語を勉強してきたが、全く喋れない」少し考えてみて下さい。
一度でも、学校で「英会話の指導」を受けたことはありますか?皆さんが中学高校で受けてきた英語の授業は、英会話の修得を目的としていません。
テストで満点を取ってる生徒が全く英語が喋れなくても、それは文部科学省の方針としては何も問題が無いんです。
英語の基本カリキュラムは「欧米の情報を得るために異国の文献を読む」という目的で作られた指導要綱なんです。
文章読解、文法知識しか教わっていないのに英会話ができるはずがありません。
学校で教わる英語の授業には英会話を学ぶ機会がなかったんです。

2.必要性に迫られていない

非英語圏の国において英会話ができるのは、ホテルや空港、土産物屋など外国人がよく来るところで働いている人だけです。土産物屋でも毎回通じるとは限りません。
全く英単語や文法を知らない場合がほとんどです。
そういった国でも英語を喋れる方々がいるのは、必要に迫られているからです。
浅草の仲見世ではお店の方が外国人観光客を相手に当たり前に英会話をしています。
英会話ができないと仕事にならないからです。
英会話ができなくても日常生活にその必要性を感じない・・・このような状況で英会話が身につかないのはあたりまえなことです。

3.文法が違い過ぎる

ラテン語から派生した英語は、同様にラテン語から派生した他のヨーロッパ言語と文法がほぼ同じです。
単語さえ覚えれば簡単に習得することが可能な素地をもっているということです。

例えばポルトガル語
Eu tenho dois cachorros

I have two dogs
文法が同じなので単語さえわかればいとも簡単に英語になります。

それに比べ日本語は全く文法が異なる為、単語を覚えても応用が利きません。
日本語はそのままの語順では英文にはできないのです。
英会話の初心者にとって文法の違いは乗り越えるべき大きな壁となります。

4. 使う機会が無い

日本に暮らす私たちは普段英語を話す必要がありません。
教育課程に英語があったから学んだ程度です。
使う機会が無いがゆえにどうしても英会話の経験を積むことができていません。
意識して英会話を話し経験を積むことが大切です。

5.日本人の性格

日本人は「人前で間違うこと」をとても気にします。これはコミュニケーションツールとして英会話を学ぶには大きな障害になります。
間違えてもいいんです。コミュニケーションができれば目的は達成しています。より簡単により確実にコミュニケーションができるように、その都度間違えた部分を修正し経験を積んでいけばいいんです。
大事なのは「通じること」そして「英会話を楽しむこと」です。

以上のことから

日本人初心者が英語を喋るために有利な点
・文法・単語は一通り学校で習っている
・日常使う言葉の中に英単語が数多くある

日本人初心者が英語を喋るために不利な点
・英会話をする機会が無い
・必要に迫られていない
・「間違うこと」を嫌いすぎる

これから英会話を学びたいと思う初心者の方は、ここにあげた5つの理由を1つづつ解消することで必ず英会話を習得できます。
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これから先、きっと英語が楽しくなります。