英会話ができるようになりたい日本人の初心者に適したレッスンをURSUSはご提案します。

日本人講師にしか指導できないテクニックです。

「日本人脅威の語彙力」の認識

「日本人は英語が苦手」と言われるのには様々な理由がありますが、同時に「日本人は本当は英語が得意」と私は強く訴えます。その理由の一つが語彙、言葉です。

想像してみて下さい、これからもし新しくフランス語を学ぼうとすると、全ての単語を覚えなおすことになります。全てです。「明日」「犬」「赤」「机」こんな基本的な言葉すら全て覚えなおさないといけません。しかし英語においては基本的な言葉は既にご存知ですよね。
簡単な英単語は最早一般常識に分類されます。私たちは常識レベルで英語に慣れ親しんでいます。

「しかしそれは簡単な単語であって、日常会話に必要な大人が使う単語なんて殆ど知らない」
と思われる方もいると思います、そしてそう思われるのは不思議ではありません。
なぜなら日本人は既にいかに多くの単語を知っているかを認識していないからです。

次の言葉は英語で言えますか?

状況

バラバラ

領収書

展示

おそらくですが、ピンと来ないのでは無いでしょうか。
実はそれぞれとてもありふれた言葉です

シチュエーション

ランダム

レシート

ディスプレイ

全てよくご存知の言葉ですよね。このように私たちは単語そのものは膨大な数を把握しています。
しかしその単語単体で成立してしまっているため、頭の中で「シチュエーション」という一単語だけでフヨフヨと浮かんでいます。だから「シチュエーション」と言われると分かるのですが「状況」という言葉で言われると英語に変換できないのです。
これは机の上で行う勉強ではなく、日常意識するだけで既にご存知の膨大なカタカナ言葉を英単語として活用することが可能です。
もちろん英会話のために少しは覚えないといけない言葉はありますが、それよりも大事で楽な、「既に知っている言葉の認識」です。
「日本人は本当は英語が得意」というのがお分かり頂けたでしょうか?

また、更に上のレベルの単語も既に知っている言葉を活用して覚えていきます。英単語を分解すると漢字の部首のようになっていてとても面白いですよ。外国人講師は「日本人はどのカタカナ言葉に詳しいか」ということまでは把握していないため、私を含め、日本人講師にしか指導できないテクニックです。

国語力の活用

一つ目のメソッドでいかに多くの単語を既に知っているか、ということについて解説しましたが、それでも認識の浅いものはスピーキングでなかなか出て来ません。
目の前には自分の次の言葉を待っている人がいて、自分には言いたいことがあって、それでも単語が思いつかない。
英会話の授業を受けたり、旅行に行ったり外国人の友人ができるとよくあるシチュエーションです。
こういった時に頭の中では何をすべきなのか、というのがこのメソッドです。

単語が出てこないというのはド忘れしてしまったか、そもそもの表現が難しすぎるから起きることです。こういった時にどんなに英単語を探しに行ってもダメです。だいたい思いつかず時間だけが流れていき相手は待ちぼうけです。
なのですぐにその表現、言い方を諦めて日本語の言い方を変えます。
スピーキングがレベルアップする前は頭の中では日本語で考えて、口からは英語を出すというギャップを抱えています。なので今言おうとしている日本語を文章・単語単位で言い換えて、簡略化していきます。この時に生きるのが国語力です。普段皆さんがシチュエーションや話し相手に応じて行っている「日本語の言い換え」を意識的に行います。

例えば、
「さっきのお店に傘忘れたから、ちょっと取ってくるね。待っててくれる?」
と言いたいとします。
ここから英語になおしていくのですが、まず「さっきの」で困りませんか?
この言葉は無視します。重要ではない上に、英語にしていく順序から外れているからです。(この順序については次のメソッドで解説します)

忘れた、という英単語が浮かばない場合すぐに日本語を言い換えます。
この場合「忘れた」イコール「持ってこなかった」です。「持って行く」という英単語が分かれば言えますが、それも言えない場合そこをすぐに諦めて本当に伝えたいことを考えます。
「待ってて下さい」ですよね、この状況で最小限最重要なのは。

ついつい最初に思いついた文章に固執しがちなのですがそこを柔軟に考えていくクセが必要です。このように日本語を言い換えて英語にする、ということを繰り返していると段々と「英語にしやすい日本語」というものがあることに気が付きます。そこまで来たら「日本語をとばしていきなり英文を作れる状態」まであと少しです。

特に初心者の方ほど母国語の扱いが重要です。英語にしやすい日本語のアドバイスは日本語を喋れない外国人にはできない、私を含め日本人講師にしかできない指導です。

効率のよい英訳

英語で考える回路ができるまで、私たちは日本語で考えながら英語を喋るというギャップを抱えたままコミュニケーションをとります。
先に頭の中に日本文が浮かんだところから英語にしていくのですが、その時の順序というものがあります。

この順序を理解するためには、いったん日本語の構造を知る必要があります。
日本語というのはとにかく余分な情報が前に前につく言語です。
「昨日は何したの?」と聞かれて、昨日の仕事終わりについて話すとしましょう。

「昨日は友達と仕事終わったあと会社の外で待ち合わせて、ちょっと道が混んでそうだったからタクシーはやめて電車で、バッグが欲しかったから新宿の伊勢丹に行った。」
ちょっと大げさに余分な情報を付けすぎたかもしれませんが、これが日本語の構造です。
付加情報が前に来て、何をしたという情報が後ろに行きます。これを前から英語にしていくとキリがありません。聞き手はずっとヤキモキしながら待っています。日本人にとってこの語順はストレスではないかもしれませんが、英語圏の方にとってはストレスです。
一方英語は「誰が何をした」が文章の最初に来ます。ここから作っていかないと聞き手も読み手も困ります。そのため日本語から英語にする際は日本文の末尾にジャンプして動きを見つけて、それを軸に英語を作っていきます。
この場合行った、ですよね。まず「誰が」を埋めて、次に「どこに」を埋めます。余分な情報はとにかく後に後に繋げていきます。まず「誰が何をした」から作ることをクセづけていきます。

ということを反復して練習しているうちに、いつしかいきなり英文が思い浮かぶようになります。

そんな英語の回路ができた後でも、仕事で英語を使う際にはこの日本語から英語というテクニックはとても重宝されると思います。

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